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【ウルトラQ】#04 火星怪獣 ナメゴン【Namegon】

概要

〇登場回:第3話 宇宙からの贈り物 

ウルトラQに登場したナメクジが巨大化したような怪獣。

劇中では万城目と由利子がヘリで海の上を飛んでいると、
落下傘のような物体が海に着地するのを目撃する。

この件を関係者に連絡したところから、本編が始まる。

場面は転換し、海に着地したものが、半年前に火星の
表面撮影を打ち上げたとロケットの一部である、
カプセルが戻ってきたことが明らかになる。

その後、真相を確かめるべく、一の谷博士と呼ばれる
高名な学者のもとに万城目たちは赴き、意見を伺う。

博士の推察するところでは、このカプセルは火星にいる
存在(劇中では火星人と仮称)が、何かしらの
メッセージを込めて送り返してきたのではないかと
推察した。

その後、一の谷博士を含む学者を含めて、海に着地した
落下傘の素材を調べてみたが、地球の化学繊維よりも
一歩先を進んだ素材だと分かる。

そんな折、カプセルの中身を現像したフィルムを見るも
全く訳の分からない写真であり、
みな首を傾げるばかりであった。

そして、カプセルとともにウズラの卵のような物体が
2つ付いていたと説明を受ける。
色は金色を呈したものであり、詳細が分かるまでは
未知の存在であるため、厳重に保管されることになる。

しかし、その晩に金庫破りによって大量の紙幣とともに
保管していた金色の物体も金塊だと勘違いした
金庫破りによって持ち出されてしまうことになる。

その後は金庫破りが万城目のいる星川航空へ行き、
万城目は抵抗するも気絶させられてしまう。
その際に金庫破りが持っていた金色の物体が
1つだけ万城目のいた事務所に落ちてしまうが、
2人とも気づかないままであった。

意識が回復した万城目に無理やり操縦をさせ、
金庫破りたちは人気(ひとけ)のない洞窟まで
ヘリで移動することとなり、そこの洞窟で紙幣を
数えている途中で、持ち出した金色の物体が
洞窟内の水に偶然落ちたてしまうのだが…

能力

姿形は巨大化したナメクジであり、大きな眼球が
特徴的なフォルムをしている。

最大の武器は、両目から発する怪光線にあり、
これに当たるとたちまちのうちに生命活動を
停止させてしまう、恐ろしい攻撃として描かれている。

光線の見た目は細い針のような見た目をしており、
これらが複数発射される描写となっている。
なお、この光線を受けて死亡した場合は、
その場で硬直して死亡してしまうため、
次回先に登場する『宇宙忍者 バルタン星人』の
赤色冷凍光線の先駆けとも言える攻撃である。

弱点は後述する劇中での活躍でも記載している通り、
海水などの塩分を含んだ物質を苦手としている。

劇中での活躍

金庫破りの2人が持ち出した金色の物体の内、
1つが洞窟内で突如変異を起こしてしまい、結果、
『火星怪獣 ナメゴン』が出現することになる。

抵抗も虚しく、ナメゴンの目から発射された光線によって
金庫破りの二人はその場で死亡することに…

後日、無事に帰還した万城目は、ヘリの中で眠っている
ところを部下である一平に発見される。

そんな折に、百合子の勤める新聞社に怪物を見たという
報せが入り、万城目と一平とともに向かうことになる。
その際に、一平から先日事務所に落ちていた金色の物体を
ネックレスにあしらったプレゼントを百合子に渡すが
これが2つ目の事件に繋がることに…

現地に到着すると、洞窟の入り口付近で見張っていた
人たちから、怪物と思わしき声は最近聞いていないと
言われたため、真相を確かめるべく、3人は洞窟内を
探索することになる。

洞窟内を探索すると中は温度が高く、百合子は
火山活動が活発化しているからではないかと推察する。
探索を続けると、先日、万城目を脅迫した1人と
その部下の硬直した死体とともに、
大量の紙幣を発見する。

紙幣を集めていた万城目たちであったが、
そこにナメゴンが出現したため、3人は洞窟を
脱出することになる。

洞窟を脱出した3人と外で待機していたほか人たちも
ナメゴンが出現したことで、その場から逃げることに
なるが、万条目はナメゴンに追い詰められた際に、
身を屈めることでナメゴンの突進を回避し、ナメゴンは
海へと落下していったことで肉体が溶けてしまい、
結果的に消滅するに至った。

この件を受けて、万城目たちは一の谷博士の研究所を
訪れてことの顛末を伝えた結果、一の谷博士の見解では
ある種の『警告』ではないかと推察する。
博士の見解では、人類が知らないだけで、宇宙には
地球における法律のようなものが存在し、
それを破ったがために、今回のような事件に
繋がったのではないかと推察する。

話しの折に百合子が一平からプレゼントされた
ネックレスをつけた状態でコーヒーを淹れていると
ネックレスに付いていた金色の物体が熱に反応して
次第に膨張し始めた。

危険だと判断した一の谷博士は、すぐさま塩水を
作ると同時に、宇宙開発局へ連絡をするよう、
万城目に促し、すんでのところで万城目と一平が膨張した
金色の物体を窓から放り出すことに成功するが、
結果的にナメゴンが再び出現してしまう。

最後はナレーションの語りによって、
宇宙開発が行われ続ける限り、このような事件は
再び起こるとともに、今度は海水を飲み込んで
更に巨大化することになるだろうという締め括りで、
今回の話しは幕を閉じることとなる。

1体目のナメゴンは海水に溶けて消滅したが、
2体目のナメゴンがどのように撃退されたかは、
劇中では明らかになっていない。恐らくは一の谷博士が
指示した通り、塩水を使い宇宙開発局の協力を得て、
撃退されたと推測できるが、詳細の描写が無いため、
あくまで推測の域を出ないことにはご留意いただきたい。

感想

デザインはシンプルながらも、ナメクジの見た目と
巨大な眼球も相まって不気味なフォルムを呈しており、
初期のウルトラシリーズに見られる、シンプルで
素朴なデザインが魅力的だと感じた。

今回の話しでは火星から贈られた物体が
事件のカギを握っているが、現実世界の目線から
観ると、なんとも考えさせられる内容であった。

宇宙開発競争という、極めて政治的な要因が
絡んだ結果により、発生した事件であるため、
締め括りのナレーションで語られていたように
再びこのような事件が起こるのは、作中の世界なら
充分にあり得ると感じた。

実際に、のちのウルトラシリーズでは、
人類の打ち上げたロケットが原因で、
母星が失われてしまった怪獣や星人が復讐しに来る
パターンはいくつか存在するため、
非常に説得力のある締め括りであった。

現実の世界でもアメリカ合衆国などが
宇宙軍を創設したりするなどの動きがあり、
現段階では宇宙人と呼ばれる存在は確認されていないが、
技術が進歩した結果、そのような存在を確認する日が
いずれ訪れるのではないかと思うと、
ロマンが拡がるばかりである。


皆様は今回の話しを通じて「ウルトラQ」に
興味をお持ちになりましたか?

もし興味をお持ちになった方や、
気になる点がございましたら、
コメント欄に記載していただけますと、
対応させていただきますので、
お書きいただけますと大変嬉しく思います。

余談

・ナメクジの肉体は9割近くが水分で構成されており、
 海水などの塩分を含んだ物体に触れてしまうと、
 浸透圧という物理的な作用により、体内中の水分が
 塩分の方に急激に移動してしまうため、結果的に
 肉体が縮みあがって死亡してしまうという
 メカニズムがある。

関係リンク先

〇今回紹介した怪獣については、以下のリンクから 
火星怪獣 ナメゴン – キャラクター – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/character/ultraq_namegon/

〇ウルトラQ(作品)については、以下のリンクから
ウルトラQ(キュー) – 映像作品 – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/videoworks/ultra_q/#overview

〇ウルトラQシリーズに関するグッズについては、以下のリンクから
作品絞り込み – グッズ種別 – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/goods/category/works_search/?works_master=ultra_q&works_paged=1

次回の記事について

今回は第3話に登場した「火星怪獣 ナメゴン」の
記事を投稿いたしました。

次回は第4話に登場した、
「古代植物 ジュラン」の記事について
投稿して参ります。

今回の記事で興味を持っていただいた方は、
ぜひリンク先から怪獣の姿をご確認くださいませ。

今回の記事は以上となります。
また次の記事でお会いしましょう。

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