概要
〇登場回:第10話 地底超特急
ウルトラQに登場した、人工的に創り出した
生命体の一種。
見た目は人型であるが、人とは異なる類人猿やゴリラとも
とれなくない厳つい見た目をしている。
場面は靴磨きをしている兄弟のシーンから始まり、
由利子が訪れた際には、美人には負けたりするなど、
べらんめぇ口調の目立つ兄の子役の演技が
なかなかに面白い。
どうやら由利子は『地底超特急』と呼ばれている
特急列車の取材に来ているらしく、一平もなんとか
由利子に口利きして乗れないものかと考えており、
靴磨きをしていた兄弟たちも、この一方を
新聞で見ると否や、仕事を中断して足早に
その場を後にするのであった。
場面が転換して、拙いにも程があるテキトーな説明に
取材者面々は早々に飽き飽きしてしまい、
説明している男性の話しはスルーされてしまう。
しばらくすると『地底超特急』こと『イナズマ1号』が
取材陣の前でお披露目されることとなり、
靴磨きの兄弟たちもその姿を拝むことに
成功するのであった。
場面は転換し、万城目はとある男性から
『人工生命 M1号』と仮称された存在を
運搬してもらいたいとの依頼を受ける。
男性の説明では、知能指数が人間程度であり、
高圧のボンベに封じておかないと、
無意味な細胞分裂を繰り返してしまうという
危険性があるため、一刻も早く大阪の研究所へ
運び出してもらいたいという依頼であった。
万城目が念のためとして、事前にM1号の入った
ケースを確認してみると、なぜかM1号が収められている
はずのケースではなく、万城目たち星川航空のツールが
入ったものと入れ替わっていた。
果たして物語の結末や如何に……
能力
これといった戦闘能力はなく、人間の知能が
あらかじめ組み込まれている程度。
作中ではイナズマ1号の操作盤に興味を持つも
当然操作方法が分からないため、これがトラブルの
もととなってしまうが、M1号の責任というより、
ほかの部分に問題がありすぎるので何ら落ち度はない。
劇中での活躍
一平がイナズマ1号に乗り込んだ時に持ち込んだケースは
カメラの入ったケースなどではなく、本来万城目が
運搬するはずであった、M1号の入ったケースであった。
依頼した男性か万城目が連絡したことで、
すぐにM1号の入ったケースは回収され、
列車が移動する間は特殊な容器に収容されて
運搬されることとなった。けれど、その前に
別の取材陣のカメラマンがフラッシュを焚いて
撮影をしてしまう。
先述したことが原因かは不明だが、容器から出現した
M1号はイナズマ1号の操作を行ってしまい、
列車の速度などがおかしくなってしまう。
事態を重く見た管理室は、M1号がいる車両と
取材陣の乗車した列車を切り離すことで
なんとか危険を脱することに成功する。
しかし、イナズマ1号の操作盤がある車両には、
M1号と靴磨きをしていた兄の方が取り残されてしまい、
万城目は子どもの救命を最優先に考えており、
なんとか手段はないものかと最後まで懇願していた。
一方スピードを緩めることのないイナズマ1号の
戦闘車両はそのままの速度でその先にある
車止めと呼ばれる存在にぶつかることになるが、
止まるどころかそのままの速度で推進してしまい、
周りにあった燃料タンクなども爆発に巻き込み、
大惨事となってしまう。
しかしながら、少年はイナズマ1号に搭載していた、
特殊合金のロッカーに乗り込んだことで、
爆発から逃れることはできたものの、
今度は宇宙空間まで飛ばされてしまい、
金庫を開けて外を見てみると、星がいっぱいあることに
気づいたものの、そこを極楽浄土だと勘違いしてしまう。
最後はどさくさに紛れていたのか、M1号が唐突に
『わたしはカモメ』と2回言ったところで、
今回の話しはお終いとなる。
結局、イナズマ1号の操作盤に触れてしまい、
制御を失ってしまった以外は、人間に害を加えることの
なかった存在であったため、今回のトラブルのもとを
辿っていくと完全な被害者であるという、
珍しいパターンであった。
感想
てっきりM1号が社内で大暴れするのかと思いきや
どちらかというと完全に被害者側の立ち位置だったため、
のちのウルトラマンシリーズの例に漏れず、
人間のせいで命を失った哀しい被害者という結末であった。
もとを辿ると一平が最初にケースの中身を確認し、
迂闊な行動に出ていなければ、このような事件には
至らなかったため、本当にトラブルメーカーな
一面があるキャラクターだと思ってしまった。
それにしても靴磨きをしていた兄の方は
宇宙空間で当たり前のように金庫から顔を出し、
外の様子を眺めていたが、果たして地球に
帰ることはできたのだろうか?
その部分がこのお話しの個人的に最大の疑問である。
皆様は今回の話しを通じて「ウルトラQ」に
興味をお持ちになりましたか?
もし興味をお持ちになった方や、
気になる点がございましたら、
コメント欄に記載していただけますと、
対応させていただきますので、
お書きいただけますと大変嬉しく思います。
余談
・実際に装備のない生身の状態で人間が宇宙空間に
放逐された場合は、急激な気圧の低下により
体内の水分が気化してしまうものの、
皮膚を破るようなことはなく、
むしろ空気が空間であるため、完全な酸欠となり
約2分程度で死に至ることとなる。
・M1号が終盤で発した『私はカモメ』の意味は、
1963年に旧ソ連の女性宇宙飛行士である、
『ワレンチナ・テレシコワ』による宇宙船からの
コールサインが元ネタとなっている。
関係リンク先
〇今回紹介した怪獣については、以下のリンクから
人工生命 M1号 – キャラクター – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/character/ultraq_m1/
〇ウルトラQ(作品)については、以下のリンクから
ウルトラQ(キュー) – 映像作品 – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/videoworks/ultra_q/#overview
〇ウルトラQシリーズに関するグッズについては、以下のリンクから
作品絞り込み – グッズ種別 – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/goods/category/works_search/?works_master=ultra_q&works_paged=1
次回の記事について
今回は第10話に登場した「人工生命 M1号」の
記事を投稿いたしました。
次回は第11話に登場した、
「風船怪獣 バルンガ」の記事について
投稿して参ります。
今回の記事で興味を持っていただいた方は、
ぜひリンク先から怪獣の姿をご確認くださいませ。
今回の記事は以上となります。
また次の記事でお会いしましょう。

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