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【ウルトラQ】#03 巨大猿 ゴロー【Goro】

概要

〇登場回:第2話 五郎とゴロー 

ウルトラQに登場したクモ猿が巨大化した存在。

劇中では山の中で猿とともに長年生活をしていた
『五郎青年』の可愛がっていた猿の一匹が、
旧日本軍が戦時中に兵士たちの衰弱した体力を
回復する目的で栽培された『青葉くるみ』を
研究所に侵入した際に食してしまい、
甲状腺に異常をきたした結果、巨大化してしまった存在。
※これに関しては時代考証を考えると、今では管理が
 杜撰と言わざると得ないが、制作当時の時代であれば、
 現代こそセキュリティや管理に関する意識が
 薄かったので致し方なしと考えるべきか…

作中ではほかの猿を見る限り、ニホンザルにしか
見えないのだが、どうやら設定ではクモ猿という
設定になっている模様。
※本来クモ猿は中南米の熱帯雨林に生息している。

自身を可愛がってくれた人間の『五郎』には
心を開いているようで、彼が果物を持ってきた時は
彼から受け取って食していること、また、片手で
掴んだ状態でコミュニケーションを取ることが
可能であるため、巨大化しても絆は失われなかった模様。

また、作中で偶然遭遇した牛乳を運搬する車両に
積載されていた牛乳を試しに飲んでみたところ、
大変気にいった模様である。これが今回の話しの
終盤で活かされることになる。

能力

姿形は巨大化した猿そのものであり、特殊な攻撃を
用いることこそないものの、怒ると巨体を活かした
攻撃を行うことは可能であるため、劇中では自身に
向けて発射された弾丸に驚きつつも、ほとんど被弾時の
ダメージはなかった様子である。

五郎を探して街中に出現した時は、送電線の電気に
驚く様子こそ見せたが、すぐに電柱本体を引き抜き、
感電しないように行動するなど、知能は高い模様。

劇中での活躍

序盤のシーンでは淡島海上ロープウェイに乗っている
シーンから始まり、淡島の光景と猿の様子が映される中、
ロープウェイが進行していると、突如進路上に
『ゴロー』が出現したため、ロープウェイは
後方へと戻ったことで、被害を出すことなく
難を逃れることに成功した。

もとは先述したように、山の中で19歳の頃まで
猿とともに生活をしていた『五郎青年』と仲が良く、
『青葉くるみ』を食して巨大化した後も、『五郎青年』に
対して、攻撃的な面は一切見せなかった。

『ゴロー』が巨大化したあとも『五郎青年』が
食糧を持ってきたおかげもあってか、しばらくは
もとの山で静かに過ごしていたが、『五郎青年』が
『ゴロー』の食料を確保するために、他人の作物などを
盗んでしまったため、警察に連行されてしまう。

『五郎青年』を探して街中に出没した『ゴロー』は
最初こそ大人しかったものの、銃撃を受けたり、
送電線に感電したことから、人間側から危険な存在と
認識されてしまう。

そんな折、由利子がイーリアン島という場所へ取材に
赴いており、そこでも巨大な猿を目撃したことから、
『ゴロー』もイーリアン島の猿と同じような成長を
遂げたのではないかと推察する。

最終的に、日本の警察部隊によって、攻撃されそうに
なったところを、百合子の提案を受けたデスク(上司)が、
イーリアン島へ『ゴロー』移送する計画となったため、
攻撃部隊に攻撃を中止させ『ゴロー』の好物である
牛乳に睡眠薬を導入し、唯一コミュニケーションが
とれる『五郎青年』から牛乳を飲ませたことで、
計画は無事に成功を収める。

その後はイーリアン島に輸送されたと思われるが、
『五郎青年』が同行したかは不明。

現在の日本では『ゴロー』が生きていく環境は
存在しないため、退治することなく終演となるが、
最後に発せられた、悲しい叫びにも似た咆哮は
物悲しさを誘う演出となっている。

感想

見た目こそ巨大化しているため、劇中でも怪獣と
呼ばれることがあったが、実際は巨大化した猿であり、
自分から人を攻撃するような場面はなかったので、
もともと大人しかった性格の猿なんだろうと感じた。

『五郎青年』を演じた俳優さんの演技も相まって、
本当に猿とともに生活を送ってきたような演技に
なっている点も、本作の見どころと言える。

最終的にはイーリアン島へ輸送されたと思われる
『ゴロー』だが、劇中では『五郎青年』がイーリアン島へ
ともに向かったかは不明のため最終的にどうなったかは
不明のままとなっている。

終盤の悲しげな雄たけびを聞く限りでは、
住む世界が異なる者同士となってしまったので、
致し方ない部分もあると思うが、同じ名前を持つ
かけがえのない存在同士、いつまでも幸せに
過ごしてほしいと願うエピソードでした。


皆様は今回の話しを通じて「ウルトラQ」に
興味をお持ちになりましたか?

もし興味をお持ちになった方や、
気になる点がございましたら、
コメント欄に記載していただけますと、
対応させていただきますので、
お書きいただけますと大変嬉しく思います。

余談

・青葉くるみは架空の存在であり、元ネタとして
 近いと考えられるのは、かつて使用されていた
 『ヒロポン』という薬品が近いと考えられる。
※ヒロポンは現代、覚せい剤に分類されているが、
 医療や研究などの一部の用途において、
 認められた場合のみ使用することが可能。

・一般的に野生の猿は牛乳を飲む機会がないため、
 自然に実る果実などを食することが多いが、
 飼育下にある猿の場合は、好んで飲む個体も
 存在するため、猿が牛乳に興味を持つのは
 さして不自然な展開ではない。

・イーリアン島の元ネタは、ニューギニアに存在する
 『イリアン島』が元になっていると考えられる。
 ただし、劇中で巨大な猿と人間が協力関係にあると
 語られているが、実際にイリアン島には霊長類の
 生物は生息していないとのこと。

関係リンク先

〇今回紹介した怪獣については、以下のリンクから 
巨大猿 ゴロー – キャラクター – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/character/ultraq_goro/

〇ウルトラQ(作品)については、以下のリンクから
ウルトラQ(キュー) – 映像作品 – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/videoworks/ultra_q/#overview

〇ウルトラQシリーズに関するグッズについては、以下のリンクから
作品絞り込み – グッズ種別 – ウルトラマン・円谷プロ公式https://m-78.jp/goods/category/works_search/?works_master=ultra_q&works_paged=1

次回の記事について

今回は第2話に登場した「巨大猿 ゴロー」の
記事を投稿いたしました。

次回は第3話に登場した「火星怪獣 ナメゴン」の
記事について投稿して参ります。

今回の記事で興味を持っていただいた方は、
ぜひリンク先から怪獣の姿をご確認くださいませ。

今回の記事は以上となります。
また次の記事でお会いしましょう。

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